こころを整える

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ここ数日、特許に向かう気力があまり湧かず、「悩みどころと逃げどころ」「勝ち続ける意志力」「仕事は楽しいかね?」などの本を読んでおりました。どう考えても逃避モード。

どうも、この冬に予定している家族のイベントについて、迷っていたのが原因みたい。みんなの気持ちはどうかなあ、と考えすぎていたのですが、いや、まずは自分の気持ちから、と思い、自分なりのプランを考え、昨日、家族でちゃんと話し合って予定を決めたら、すっきりしました。

未決定事項を抱えていると、心がざわついて落ち着かず、勉強がはかどらない。プライベートにおいても決断を早くすることが必須だと痛感しました。

 

さて、今日は勉強再開。しばらく発光素子の特許を読んでいたわけですが、一般的な半導体の製造プロセスにようやく興味がでてきました。会社で働いていた時、クリーンルームで「手作業で」デバイス作りをしていたことがあるので、それぞれの工程でどんなことをしているのかはざっくりとは分かります。

でも、当時は製作したデバイスの評価がメインの仕事でしたから、各工程の化学作用に思いを馳せたことはありませんでした。

IBMのレジスト特許の動画を見ながら、「はじめての半導体製造装置」の本をめくっていると、「そうだったのか!」という発見があって面白いです。

今日の学習

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発光素子の特許。なじみのない用語がいくつもあり、くじけそうになってなかなか進まず。

でも、何日もかけているうちに、ようやく馴染んできました。そして、用語を調べ、問題はこれ、解決策はこれ、というのがざっくりとつかめました。いつもここを乗り越えるのがいつも大変。なんとかならんかな〜。でも、あきらめずにちょっとでも読み進めてる自分は認めてあげたい。わかってくると楽しくなってきますし。

あとは文字の多さにひるまずに読み進めなくては。

今は窒化ガリウム基板の発光素子の特許を読んでいるのですが、窒化ガリウムという素材はバンドギャップの広さから、パワーエレクトロニクスデバイスへの応用技術開発が進んでいるとのこと。ライバル(?)は炭化ケイ素、酸化ガリウムなど。

青色LEDで一躍有名になった窒化ガリウム。いろいろな活躍の場があるのですね。

思いを言葉にする

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『「言葉にできる」は武器になる』という本を読んでおります。

『超・箇条書き』も読んでおります。

 

早くに出会いたかったな、この本たち。

 

私が「思いを言葉にする」ことを意識するようになったのは、英検1級の勉強を始めたとき。特に、二次試験の面接の時です。

苦手だった語彙に向き合って勉強し、ようやく一次試験に受かって迎えた二次面接。でも、スピーチが組み立てられない。意見がでてこない。

仕方なく、サンプルスピーチ集を買って、型をなぞるところから始めました。別に、こんなことが言いたいんじゃないんだけど、と思いながら。

そして、型どおりのスピーチすらできずに、2回落ちました。甘かった。

さて、3回目の面接。このときは、友人と事前に何度か練習をして臨みました。おかげで少しずつネタが思いつくようになり、ネタ帳を作って会場に向かいました。

会場で待っている間、ネタ帳をめくりながら、このトピックだったらこう言おう、ああ言おうと、シミュレーションしていました。

その日は面接を受ける人がかなり多く、時間が押しているようでした。そんな中、私は午前の部、グループ最後の面接者でした。

ということは、面接官は相当疲れているかもしれません。

前の順番の人の面接中、面接官の気持ちを考えていました。

 

「うーん、面接受けるなら、もっとちゃんと準備したほうがいいのに。」

「またこの話か。まあちゃんとできてるけど、正直もう、うんざりだよ。」

 

公平に評価を下さなければならない立場上、そんなことはないかもしれませんが、面接官も人間。もしかしたら、こんな気持ちになっているのではないか。そう思いました。

となると、順番最後の私、型どおりではちょっとまずいのではないか。

できれば、面接官の人がほっとするようにしたい。

いや、できれば

 

「へえ、そうなの?もっと話を聞きたいな」

 

と思ってもらえるようにしたい。

待ち時間の五分くらいの間に、このように考えが切り替わりました。

 

そうこうしているうちに、順番が来ました。話をできそうなトピックがすぐに見つかり、自分の思いから発する言葉でスピーチができました。

その後の質疑応答では様々な話題を振られましたが、どれも科学技術の範疇だったこともあり、高尚な意見ではありませんが、普段から考えていることをありのままに話すことができました。

そして、最後、面接官から

 

「あなたの話はとても面白かった。」

 

この言葉を引き出すことができました。

 

今思うと、これはCVを書く時の心構えそのもの。何十枚もある中から選ばれる一枚を書くって、こういうことなんですね。

自分の軸を見つめて、分野を絞りつつも、広がりへの含みをもたせて書きたいと思います。

お作法

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特許翻訳の勉強というのは、お稽古事のようだと思うことがあります。

なぜそうなのかより、まずは型を知る。茶道なら、とにかく先生の言う順番で袱紗をさばく。バレエなら、きちんとバーレッスンから始める。それと同じ。

茶道やバレエなら、繰り返しやっていくうちに、そして人生経験を重ねるうちに、理由が見えてくることがあります。

ああ、これは美しさとか相手への気遣いなどから、来てるのか、とか。

ああ、こうして筋肉をほぐして体の状態を知り、軸をつくるのか、とか。

でもおそらく、特許翻訳で「なぜそうなるのか?」が知りたいなら、法律をやらないといけないのでしょう。

まあとにかく、今の私に必要なのは作法を叩き込むこと。わかってきたかな、と思っていましたが、まだまだ独特の用語に出会います。

今日の出会いは「画成(カクセイ)する」という言葉。半導体発光素子の特許の請求項で、デバイスを基板上につくり込むところで出てきました。機械分野でも使うようですね。

意味は「境界を定めてつくること(第9回知財翻訳検定 1級 機械工学の講評より)」とのこと。英語のdefineの訳語として当てられるようですが、日本の企業の明細でもこの言葉を使っているものがあるので、特許の世界では一般的な言葉なのですね。

defineには他に「画定する」という訳語が当てられる場合もあるようです。気をつけなければ。

バランス

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バランスは大事ですね。何より心のバランスが大事。

仕事が入ると時間的にはタイトになりますが、そのおかげで頭がしっかり働いて、余計なことを考えずに済みます。今回の仕事では(特許ではありませんが)しっかり時間とワード数を計っていきます。

今日は動画セミナーを2本。LED関係の特許(日本語)を3つ印刷して斜め読み。ノートまとめは明日。