テクニカルライティング

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英文のテクニカルライティング。考えてみたら、ほぼ独学でしてきました。

きっかけは若い頃にしていた社内翻訳。社内にあった過去訳にはただの置換が多く、英文だけでみたら意味わからないんじゃないか?というのを多数、目にしたこと。

学生の時、2週間に一度、研究室でやってる研究に関する(と思われる)論文を紹介しなきゃいけなかったので、乏しいキーワードからたぐり寄せながらも、様々な論文を読んでいたためか、社内にある英文に対して「なんかヘン」って思ったんですよね。

とはいえ、指導してくれる人もおらず、悶々としながらも、技術内容を社員さんに確認して英文を作製する日々でした。今は改善されてるのかな〜。

そんな中、東京に行く機会があり、八重洲ブックセンターに行って見つけた、この本。McGrow-Hill社の本です。分厚くて辞書みたいな本です。今となっては古い本ですけどね。

Huckin and Olsen, “Technical Writing and Professional Communication for Nonnative Speakers of English International Edition”

当時はとにかく

「技術英語って、ほんとうはどんなふうに書くものなのだろう??」

という疑問が大きかったので、見つけたときには「ここに答えがあるかも!」とうれしくて、えいっと買って帰りました。

それだけワクワクで買ってきたくせに、正直、全部は読んでません。その時々で必要なところを拾い読みする感じ。それでも、だんだんと技術英語というものが分かってきましたよ。なにより、体裁が綺麗。

そのほか、工業英検の対策本も読んだし、理工学系むけの文法書も二冊くらい、これは演習問題もきっちり解きながら読んだし。

工業英検1級の対策講座には通いましたが、それは今まで独学でしてきたことの確認、という感じで、そこで新たにテクニカルライティングの知識が得られたわけではありませんでした。

 

さて、現在、特許翻訳の勉強として、英訳の方に挑戦しておりますが、あのテクニカルライティングの知識はここで活かせるものなんだな、と、ヒシヒシと感じております。言葉だけじゃなく、論理性を浮かび上がらせるのに、テクニカルライティングの知識が必要なんですね。

英検みたいにボキャブラリーが必要な訳じゃなく、一つ一つの言葉の意味、使い方を深く知っておく必要も感じてます。いやー、これ、単純に言えばすごく面倒くさい作業だと思いますけど、必要性を感じると、せざるを得ない。うん、ほんとに、せざるを得ない。

さ、頑張ろうっと。

法律文書作成の基本

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特許明細書は法律文書でもある、というのはよく聞くのですが、ではいったい法律文書とは何なのでしょうか。

ということで、「法律文書作成の基本」という本を見つけました。

Amazonの内容紹介には、

「訴状、答弁書、準備書面、契約書といった法律文書の『書き方』を学ぶための、日本で初の本格的な『リーガル・ライティング』のテキスト。」

とあります。

まだ途中なのですが、第1章の「法律文書作成の基本5段階」のところで、言葉が大事、ということと、文書の形式、文法、引用の方式、誤字脱字等の細部にもうるさいのが法律実務家、だということが書かれています。

特許翻訳の本でも文書の形式が書かれていますが、それは法律文書であることから、形式をきっちり守るのが基本、ということなのですね。

また、これは普通の産業翻訳でも同じですが、誤字脱字、文法、引用、表記の不統一などを放置して、中身の素晴らしい文書が作成できる、などということはありえない、つまり、それだけの注意深さがなければ、実務家としてお話になりませんよ、ということなんですね。

肝に銘じます。

 

それにしても、法律の世界で扱うことって、俗っぽいもんなんですね…。

婚姻関係や土地所有権の話などが演習問題としてのっていて、「えー、ちゃんと離婚したか、確認しなくちゃだめじゃん」とか「え、土地の上の建物を撤去しなきゃならないのが分かっていながら、その建物だけ買う人なんているんかい?」なんて思いながら(ちゃんと読めてないんだろうか…)法律には疎い私でも野次馬気分(?)で読んでます。

それが人間だもの、ってことかな。

 

表現

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半年ほど前に作った書類の別バーションを作成しておりました。

翻訳ではなく文章作成をする場合、どの程度の深さまで掘り下げるか、迷います。

  • 研究者の書いた文章
  • メーカーのWebサイト
  • プロのライター(技術者ではない)の書いた文章
  • 素人が自分の理解のために書いた文章
  • 本、辞書

色々と参考にしますが、自分が詳しい分野は研究者の書いた文章がすっと頭に入ります。(この辺のプロセスは産業翻訳と一緒ですね。)

ただ、自分の文章の読み手は必ずしも専門家ではない(一応、学生向け、と思って書いています)ため、分かっていること前提では書けません。

この概念や用語は学校で習ったかな? この英語くらいは分かるかな? こんなふうに例えたら通じるかな? どっちの辞書の引用がわかりやすいかな?

と書いていて、あれ、これは特許の文章も一緒??ということに今更ながら気づきました。

どれもこれも繋がってますね。なんという、無駄のない世界。

 

今日の学習

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発光素子の特許。なじみのない用語がいくつもあり、くじけそうになってなかなか進まず。

でも、何日もかけているうちに、ようやく馴染んできました。そして、用語を調べ、問題はこれ、解決策はこれ、というのがざっくりとつかめました。いつもここを乗り越えるのがいつも大変。なんとかならんかな〜。でも、あきらめずにちょっとでも読み進めてる自分は認めてあげたい。わかってくると楽しくなってきますし。

あとは文字の多さにひるまずに読み進めなくては。

今は窒化ガリウム基板の発光素子の特許を読んでいるのですが、窒化ガリウムという素材はバンドギャップの広さから、パワーエレクトロニクスデバイスへの応用技術開発が進んでいるとのこと。ライバル(?)は炭化ケイ素、酸化ガリウムなど。

青色LEDで一躍有名になった窒化ガリウム。いろいろな活躍の場があるのですね。

本日の学習

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defineについて、動画で解説していただきました。私自身は知財検定は受けたことがないのですが、検索で引っかかってきたので、権威にすがってしまいました。

産業翻訳で技術用語の調査をするのと同様、特許でよくみる言葉であっても、もっと突っ込んで調べること→自分。

さて、今日は発光モジュールの特許を1件読みました。発光素子自体についてはあまり重要でなく、素子からの発光を散乱させる粒子と、蛍光体と、その配置が大事。モジュールとなると樹脂で固めるので、そこは化学の範疇。ほんとに広く浅く知っている必要があるなあ、と思います。

昨日読んでいた特許はまだ読み終えていません。ちょっと長いのを選びすぎたかもしれませんが、がっつり素子の話で興味があります。結晶構造と半導体製造プロセスの勉強が必要。ノートに書きながらじっくり読みます。