こころを整える

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ここ数日、特許に向かう気力があまり湧かず、「悩みどころと逃げどころ」「勝ち続ける意志力」「仕事は楽しいかね?」などの本を読んでおりました。どう考えても逃避モード。

どうも、この冬に予定している家族のイベントについて、迷っていたのが原因みたい。みんなの気持ちはどうかなあ、と考えすぎていたのですが、いや、まずは自分の気持ちから、と思い、自分なりのプランを考え、昨日、家族でちゃんと話し合って予定を決めたら、すっきりしました。

未決定事項を抱えていると、心がざわついて落ち着かず、勉強がはかどらない。プライベートにおいても決断を早くすることが必須だと痛感しました。

 

さて、今日は勉強再開。しばらく発光素子の特許を読んでいたわけですが、一般的な半導体の製造プロセスにようやく興味がでてきました。会社で働いていた時、クリーンルームで「手作業で」デバイス作りをしていたことがあるので、それぞれの工程でどんなことをしているのかはざっくりとは分かります。

でも、当時は製作したデバイスの評価がメインの仕事でしたから、各工程の化学作用に思いを馳せたことはありませんでした。

IBMのレジスト特許の動画を見ながら、「はじめての半導体製造装置」の本をめくっていると、「そうだったのか!」という発見があって面白いです。

ペロブスカイトで寄り道

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先日、新聞にペロブスカイト構造の太陽電池の耐候性が向上、という記事があり、

ペロブスカイト構造?聞いたことある!

と思って調べ、どんな結晶構造かを見た、までは良かった。

 

が、そこで

「お、この形、ユニット折紙で作れるじゃん?」

と思ってしまい、しばらくユニット折紙を試行錯誤。

 

*ユニット折紙:折紙でパーツを折り、それを組み立てて作る折紙構造体。折紙で作るくす玉なんかも含まれます。

 

何年か前、折紙がマイブームで、「川崎ローズ」とか「ミウラ折り」とかにはまってたんですが、その時に一度、ユニット折紙の本も購入して、立方体に入れ子になった正八面体も作ってみたんですよね。でも、ブームが去り、この本はもう使わないかな、と処分してしまってました。

で、今回のペロブスカイト構造。立方体と正八面体の組み合わせに見えたので、やってみよう!と、再度ユニット折紙の本を購入。

で、折ってみたんですが、

 

正八面体、大きすぎる…

 

立方体の各面の中心が正八面体の頂点になるようにしたいので、立方体の辺の長さを2Lとすると正八面体の一辺の長さは√2Lにしないといけないんですよね。でも、本では入れ子にしやすい長さになってるだけなので、中身の正八面体が大きいんです。

でも、この「長さを変える」ということを「折紙で」やろうとすると、折りこんでいく分の長さを減じていくことになるので、ちょっとややこしい…

まあ、定規で必要な長さを測ってしまい、そうなるように「適当に」折る、という力技もありますが、エレガントじゃないし。

しかも、よくよく考えたら、物性を決めるキモの一つ、多面体の中心部の元素、折紙だけじゃ再現できないよ…(テグスでビーズでも吊るす?)

なんて思っていたら、ちょっと面倒になったので、これはここまで。

バルク

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窒化ガリウムの発光素子の特許、まだまだ読んでいる最中です。

結晶構造、すこーし馴染んできたぞ、という感じです。

 

学生の頃、研究室の主流は超格子とか微結晶だったのに、私がやってたのはバルク結晶だったですよね。当時はあまり深く考えず、ひたすら実験をしていた感じだったんですが、今こうして特許を読みながら勉強していると、

なんで当時、これを疑問に思わなかったんだ?

というのが出てきて、昔の自分のアホさ加減に呆れております。

 

 

ま、今は実験したり研究したりするわけではないので、そこ、今は突っ込むとこじゃないよな、と抑えて、先に進みます。

お仕事、お仕事

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産業翻訳の仕事中で頭のモードが違うので、特許の読み込みはちょっと停止中。でも、息抜きというか、そういうことはあえて組み入れています。結果、ダラダラとした時間はあまりない。時間の使い方をシミュレートしている感じですね。

さて、私は子供に英語を教えるお手伝いの仕事をしているのですが、はじめて間もない頃、「教えるにはこっちも何か学んでいる方がいいな」と思い、目標として英検1級を選びました。

このときは、

「もう翻訳はやめようかな」

と思っていました。

技術文書の翻訳を目指すなら回り道だな、という意識があったから、あえて目指していなかった英検1級。

でも、それを目指す。

ということは、私にとっては翻訳から遠ざかることを意味していました。

その後、やっぱり翻訳!となってきたので、英検1級的な文章を読んだり難解な単語を覚えたりするのはスッパリやめて、今に至ります。頭を使う部分が違うので。

 

 

 

ただ、良かった点もありますので、一応書いておこうかと思います。

 

数年を費やして取得した英検1級。この学びによる成果はあったか?

ありました。それは、子供への英語指導が、肩の力を抜いて楽にできるようになったこと。(そもそも、それを目指していたわけですしね。)

一人ひとりの子が、何につまづいているのか、何が理解できなくて進めないか、そういうのがくっきり見えるようになりました。

子供への英語指導に必要な英語力って、多分そんなに高くなくても大丈夫なのだと思います。

子供の発達や成長過程をちゃんと理解し、それに沿った指導ができるなら。

でも、私の場合、子育ての経験はあれど、子供の発達についてはど素人。

英語についても、英語関係の学位があるわけでもないし、留学経験も海外滞在経験もない。そのせいで、指導ながらも「本当にいいのかなあ」という迷いが常にありました。

でも、英検1級をとり、英語というものにじっくり向き合った経験が、自分の軸をひとつ、作ってくれたようです。

軸を作るのは結局、「何かを一生懸命すること」なんで、別に英検1級である必要は全くないんですけどね。

自分が子供にかける一言に自信がある。完璧でないこともわかっているので、即答できないことがあっても、慌てずにまた調べておくね、と対応できる。

子供って、わざわざ「先生は1級もってるよ」なんて言わなくても「お、この先生やるな」と思うと食らいついてきますね。

 

飽きられないよう、こっちも特許翻訳を通して技術を吸収して、まだまだ引き出しを作り続けますよ〜。

 

知恵泉より

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歌手の小林幸子さんが子どもの頃、プロダクションから色々尋ねられた時の対応について、お話をされていました。

「日本舞踊はできる?」→「できます!」

「タップダンスは?」→「できます!」

と言ってから練習ですよ。そうして、引き出しを増やしておく。でなきゃ、仕事を続けられませんよ、とおっしゃっていました。

 

翻って、自分は家族から

「えっ、何? まだ自分で特許、訳してないの?」

と突っ込まれました。いや、ほ、他の、産業翻訳の仕事があったりして…と言い訳。

やばい。